■Final Fantasy XII ゲームシステム

●全体的なシステム

 親切極まりない作り。まぁ最近のRPGはみんなそうかもしれないけど、セーブ&全回復ポイント大杉。マップが広くても、極力無駄に歩き回る手間を 省かせるような作りには一応なっている。まぁ一通り操作して、一部移動と視点変更以外違和感を感じた部分はなかったので、無難な作りなんでしょう。 魔法が多くて、名前と効果がなかなか結びつかなかったのが自分に対してガッカリだった。


●戦闘システム

 マップ画面から切り替わることなくそこいらをうろついてる敵とそのまま戦闘つーことで、X以前のFFとまるっきり違うシステム。のはず。 特に違和感は感じず。これはこれでなかなかよく出来てると思うる。壁際などでの視点変更がかなり見づらい部分があったがそれ以外は概ね良好。

 戦闘時も非戦闘時もフィールドを自由に動き回れる為、アクション性は高くはないものの、ゼロでもないあたりが良さげ。 闘いたくない敵は近づかないように遠くをコソコソ歩いたり、戦闘時は敵が範囲魔法を使ってきたら、タゲられてない人を範囲外に逃がしたりと 結構楽しい。まぁアーダーやコラブス等の最強範囲魔法撃ってくる敵じゃない限りはそこまでしないでしょうけど。
 ガンビットシステムも組みがいがあって面白いと思う。ガンビットまかせのフルオートで倒せるボスも居れば、途中からほぼ全手動で闘わなきゃならん ボスも。結構バランス良いとは思うけど時にはじれったいことも。調整が難しいところなんでしょうね。なんでこんなのがあるんだ?と思わせるガンビットが あったりするけど、特定の場面で意外な使い方ができたりしてそれを発見すると喜びも一入つーか。

総じて、よく作りこんであると言ってよいのではないでそーか。つー感想。



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