■Final Fantasy XII 世界観・ストーリー・キャラクター

●世界観

 どうやらFF12はファイナルファンタジータクティクスと同じ世界だとのこと。でもFFT未プレイなので詳細不明。 これまでのFFシリーズと召還獣の名前やらがまるで違うのはそのせいらしい。折角召還魔法があるのだから、 バハムートくらいは出して欲しかったですね。バハム大好きなので。当然、シヴァもイフリートも不在。ちょと寂しい。

世界の文化レベル、技術水準としては他のFFと同じく?剣と魔法の世界が基本。なのに飛空挺だけやたら近代的。飛空挺武器も結構近代化された光学兵器の ようにも見えるし。でもそれ以外はFF-Xほど機械機械した物体はほとんど出ない。飛空挺はモーグリが開発したのね。モーグリは人間よりも 機械工作等が得意な設定の様子。人間以外の種族も普通に人間と一緒に生活してるわけですが、見た目はほとんどスター○ォーズの世界。 つーかSWそのもの? あー、爬虫類系の生き物はまぁ良いとして、軟体動物や甲殻類から進化した亜人種はヤメてほしかった。怖いデスヨ。


●ストーリー

 とってもあっさりサッパリ系。悪くは無いけど特に深みや重みがあるわけでもなし。こゆRPGって、ストーリー先にありきな ハズなんでしょうが、ゲームシステムやら他の部分が良く出来ていただけに、なんで肝心のストーリーがこんなにあっさり系なのか謎。 悪くはないんですけどね…。
小中学生も遊んでるんでしょうけど、この手の話ってどう受け取っているんでしょう。聞いてみたい。

あー、あと、最後に覚えてるFFが10だったので、比べるとラブラブラブラヴラヴラヴラヴムードが少なすぎ。つーか全く無いのも、 ちょっとどうかと思った。もちっとチューとかして欲しかった。OP始まった直後にヒロインが未亡人、じゃ無理か。


●キャラクター

 主人公は微妙。特に声が。パンネロ含む。と初めは思った。けどよくよく考えてみるとこれで良かったのかも。

一応、主人公らしいヴァンと幼馴染のパンネロさんですが、メインパーティー6人の中でも背負ってるものが一番軽いはず。 使命感溢れる四人と違い、単に騒動に巻き込まれてくっついて行ってるだけの一般人ぽい。初めはバルフレアなんかもそうだと思ったけど、違うのね。 この二人(ヴァンネロ)は、よく諸々の戦闘に参加できてるねつー感じ。悪く言えばおせっかい焼き+野次馬根性? だから、ヴァンとパンネロだけ声をわざとシロウトぽいキャスティングにしたのかと勘ぐってしまうほど。 でもそれを補って余りある程、周りを固めてる声優陣が超有名どころばかりなのでOK。参考までに、

・アーシェ→園崎未恵=TVA、ゲーム声多数
・バルフレア→平田広明=サンジ他、激多数
・フラン→深見梨加=セーラーV他、言うまでも無い
・バッシュ→小山力也=ネオ(キアヌリーブス)、SAC2ndクゼ他、激多数
・ギルガメッシュ→郷里大輔=江田島平八、ドズル他激多数

等々、他にも大塚周夫や大塚明夫、榊原良子、柴田秀勝といった声優歴n十年の超ベテランが9割5分を占めている。 あー、宮崎映画みたいな感じなのネと思った。

 ほんでもって、主人公がそんな程度だったもんで、本当の主人公が誰だったのかよくわからないまま終わった。 バルフレアって言われればそうかもしれないし、話の流れ上アーシェなのかもしれない。バッシュだって十分主人公に成りえる。 あーもしかしてラーサーなのか?そうでも不思議じゃない。 …でも、そんな人達と行動を共にし彼らの行動を間近でプレイヤ視点で 見つめる一般人代表のヴァン(とパンネロ)こそ、語り部としての主人公であっても良いのかもしれない、程度には一応思えた。 語ってないけどね。いろんな解釈ができるから、それはそれで良いのでしょう。

でも、キャラクタグッズや、特に立体フィギュア化するには、FF-Xや7のキャラクタと比べて作りづらいだろうなとは思った。 造形の問題ではなく、キャラ人気の問題で。FF-Xだったらやぱしユウナ人形が一番売れそうな気がするし(アーロンとかもか?)、 FF7なんて今だにクラウドの 新作フィギュアとか発表されてるし。FF12のキャラクタフィギュアは誰が一番売れるんだろう。やっぱりアーシェ? …常にパンツ見えそうな彼女のビジュアルはかなり好評価ですたがアハー。


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