●グラフィック
グラフィック。ムービーではなく、通常画面。かなり気合入ってるかと。特にテクスチャの書き込みが。今回、FF-Xに比べて
動画がヤケに短く、しかもムービーシーンが動画から一瞬でプレステ描画のポリゴン画面に切り替わったりしますが、ポリ画も非常にキレイで
一瞬動画かどうか見分けがつかなくなることも。人物や敵、背景のテクスチャの書き込みが激しく細かいことも理由の一つかと。
高台で地平を見下ろせる箇所などはウットリしてしまうほどの映像美ですよ。ええ。
ただ、洞窟の中などは当然暗いため敵の姿かたちが最後までよくわからないまま闘ってたものも多数。明るい場所でも、敵の大きさと書き込みの
バランスが悪いのか注意しないと顔とかよく見えないことも。キマイラ系の敵なんて途中までコッカトリスと一緒で鳥だと思ってたら、人の顔が付いてたり
とかね。敵のグラフィックで追記すると、ボスがとにかくデカイ。デカクで怖い。画面に収まりません。威圧感も相当。3D物なので単にスケールを大きく
すれば巨大になりますが、その分画面に大きく表示されるので拡大表示に耐えるテクスチャを書かないと粗く見えてしまうわけ。映画と一緒の理屈。
そんなこんなで、デカブツのボスは圧巻。攻撃もね、もうこりゃ死ぬでしょつーくらい激しいグラフィック(エフェクト)のモノ多数。
ただね、ミストナックだけはいただけない。何ですかコレツー感じ。ミスト使って攻撃してるの?見た目の割にショボイのはちょっとね…
そういった意味では召還獣も一緒。あと、魔法の視覚効果もちょと弱かったかにゃー。
●マップ
広い。とにかく広い。世界を旅してる感覚つーことですか? 外のマップと町のマップ、ダンジョンマップを併せると、よくこれだけのものが1枚のDVD(の数分の一)
に収まるモンだつーのが正直な感想。そう考えると、ブルーレイの容量なんて曲とムービーで埋めて終わりですよ。FF12だってそうなんですから…。んで、今回は戦闘時に
画面が切り替わらず=そこいらを敵がうろついてるつーことで、それも考慮したマップ作りになってると思われますが(特にダンジョン)、いやらしすぎず簡単すぎず
個人的にはバランス良いマップかと思われます。各マップ同士のつながりも、73へぇと思わせる作りの箇所が多数。
メインストーリーには関係ないマップも多数あるつーのがまた魅力(?
隠しマップや条件マップの多くはサブクエストやモブ狩りとリンクしてたりしますが、これがまた広く凶悪なモノが多い。条件を満たすと進めるようになる、ヘネ魔石鉱・
ルース魔石鉱・大灯台下三層・クリスタルグランデ内部。どれも知らずに足を踏み入れると高レベルでも即死ング。通常クリア以外でもこゆ楽しみをやりこみ者のために
たーーくさん設けてあるあたりがサービス精神旺盛?
後は、意味ありげな地形や、進めそうなのに先へ進めないマップなどはその殆どがモブや召還獣、ボスや重要アイテムなどの道しるべとなっているあたり、64へぇと思った。
気付かずに通り過ぎたらそれまで。気付いても過去に話した人たち一人一人の言葉をちゃんと覚えてないと謎が解けない意地悪さ。これって小学生とか解けませんヨ。
あー小学生は100%攻略本通りに進めるだけだからそれでOKなのかにゃ?
※余談:職場の人もRPGやらのプレイは攻略本読む派だそうですが、本の通り進めるのってゲームを「解く」ことにならないのであ?と聞いてみますた。
攻略本無しでクリアするには最近のゲームは複雑すぎるし、何よりも自分で謎解いたりする時間がないんだそうな。そんなモンなんですかね…。
まぁそういう自分もクリスタルグランデの中だけは攻略マップに頼りましたが。無理ですってあんなの。